≡MOVIN'
MORPHERS

悪の帝王ザーグのおそるべき銀河総攻撃がはじまった!
だがその時、世界を守るために敢然と立ち上がったヒーロー達がいた!!

小さい体に戦闘能力と隠密性を秘め、変形能力を駆使し戦いに挑む!
ザーグの野望を打ち砕け!
これが!ムービングモーファーズだ!!

興奮はもう、止まらない…!!
「…このはちゃん、頭だいじょーぶ?」
「あ、教授。
こんちゃー☆G(>▽<)」
「こにゃにゃー☆G(>▽<)

って、いったいナニしてんのよ?」
「いやぁ、新しい古トイ(笑)をゲットしたんで、その設定をカッコヨく訳していたところなんです。」
「へ〜。
そのヒーロー達の名前がムービンモーファーズってわけ?
でも全然聞いたことのないヒーローね。
どんなキャラなの?」
「コレです。↓」
「……。
おもむろにトイストーリー2のフィギュアじゃないのよ〜。」

ギリギリ…
「ぐぎゃー!苦しいーー!!
よ、良く見てください!
普通のトイストーリーのフィギアにしては変なところにパーツ分割があったりヒンジがついてたりしてますでしょ!?」
「あ、ホントだ。」
「ずへぇー、ずへぇー…。
今ちょっとだけ走馬灯が見えましたヨ…。」
「どれどれ。
へぇ〜、レックスの全体的なまとまりがおかしいこと以外は、本物の雰囲気が良く再現されているわね。」
「ええ、本家マテル社から2000年に発売されたシリーズですからね。
キャラの再現度もバッチリです☆G(>▽<)
Aliens、“RC”、Rex、Woodyの全4種。
でもバンダイマテルによる日本向けの販売はされなかったんじゃないかと思います。」
「で、このキャラ達がザーグの野望と戦うために変形するってわけ?」
「その通りです!
銀河の平和を守るため!
今、変身の時!!

ではでは、一つずつ御紹介いたしましょう☆」
 Aliens
「三ツ目のエイリアン達がスペースシップと合体変形!
ギャラクティックウォリアーの完成です!!」
「おお〜、いかにもSFちっくなストーリーにふさわしい戦闘ロボット形態ネ!」
「単純ながらキャラの特徴を生かした合体変形は高ポイントです。
スペースシップに乗っているキャラがそのままロボの操縦者になるっていう構造の展開も秀逸ですね。」
「無骨なロボ形態も彼らのマシーンという設定なら愛嬌たっぷりネ。」
「それにしても、なんか、人型のモノがああいう形で両腕になるのって昔のジャイアントアクロイヤーを思い出して恐いですね…。」
「へ?」
「だってあの腕になってる人達って、鉄仮面かぶせられて開腹されてマシンの横にハリツケにされて巨大な機械の手を生やされて腕として操作されちゃうんですよ?
オー、ジーザス!
なんという残虐プレイなのかしら…!! ::( ̄□ ̄;)::ガタガタ」
「いや、その考えは間違ってるんじゃないかな…。」
 “RC”
「“RC”は元々がラジコンカーであるキャラですね。
劇中では猛スピードで疾駆する姿が印象的でした。

そんな彼はカーモードから、戦闘能力を強化したコズミックロボットへとトランスフォーム!」
「へぇ。
これは単純にトランスフォーマーのカーロボっぽいわネ。」
「ええ、タカラさんがかんでないのに男の子達にウケそうなデザインラインをウマく取り入れていますね。('ー'*)

でもトランスフォーマーは『ロボットが車に変形している』という設定ですから、そういう変形だと思われちゃうと車の状態のほうが本分である“RC”のアイデンティティーとは矛盾を起こしちゃいますね(笑)。

それにしても背中のウィング裏に施された巨大なバーニアのディテールもなかなかカッコEです☆G(>▽<)」
「ロボになると空中戦対応ということなのかしら。

それにしてもあの手に持ってる、え〜と、武器?
あのRCの時のアンテナ。
ああやって手に持つとおっきなマッチ棒にしか見えないわネ(笑)。」
「そうですねー。
アレで敵に着火するんでしょうか(笑)。

しかし、どーにも不思議なんですけど、コレって拳パーツがどう見てもヒカリアンのモノですよね。」
「あはは、なぁにワケわかんないコト言って……。」
「ね?
形が似ることはあるかも知れませんけど、この特徴的な四角い穴と親指の抜きは…。」
ギューッ
「しーっ!
ノーコメント!!
相手はあの●
●●ーなんだから迂闊なコト言ったらコッチが潰されるわヨ!
いいわね、ノーコメントよ!!」
「ぐげーっ!
は、はい!
自分、迂闊でありましたです!!∠( ̄
 ̄;)」
「いやー、“RC”かっこいいわね。
じゃ、次いきましょ。」
「はい、かっこいいです。
次いきましょ。」
 Rex
「続きましてのレックスは、緑色の恐竜からキャデラックのようなSFカー(?)へと変形!
テールランプにしてはデカ過ぎる赤い丸型の部分は多分ジェットバーニア!
きっとブライサンダー(銀河旋風ブライガーの車形態)のように宇宙空間をブットバすのでしょう!!」
「うわ!
なんかウソくさ!!」
「まぁ私のウソくさい推測は置いておくとしまして(笑)。
荒削りながら大胆なフォルムの変化と、パーツを1つも外さないでここまで出来るギミックの練度が素晴らしいですネ。('ー'*)
バックミラーが恐竜時の手なのも意表を突くチャームポイントです(笑)。」
「でもこれはかなりスゴいわネ。
変形の前後でシルエットがガラリとかわるのが素敵☆」
「ええ、もぉ、ベェリグーっすよね。
今回のネタはネットでたまたまこの“Rex”が車になる写真を見かけてしまって『ぐはー!欲しいー!!』と大暴走した賜物です(笑)。
アチコチ探しまくっても全然無くて、結局は航空便で取り寄せました。(^^ゞ」
「うわぁ〜、大人だネ〜。(呆れ半分)」
「↑変形途中。
なかなかに面白く斬新な変形パターンとなっています。」
「こ、こりゃ思いもよらないわ(笑)。」
「さてさて、そんなこんなでボクらのムービングモーファーズがザーグを迎え撃つ準備は万全です!
さぁ、お次はいよいよ最後の1人、トイスト本編の主役、ウッディーの登場ですヨ!!」
「おお〜。」
 Woody
「さてさて、満を持しての登場は!
ボクらのヒーロー、ウッディー!!
ムービングモーファーズのリーダーは君しかいない!
悪の帝王ザーグの銀河的野望を…。

あ、ところでこのウッディーは付属品を全て装備すると下の写真のようにマカロニウェスタンな形態になります。
なんかポンチョがデカ過ぎっすよね。」
「ずこー!
ちょっとぉ!
ここまで盛り上げといてズッコケかまさないでヨ!!」
「ぐはー!
すみません!!
ではもう1回!

さてさて、満を持しての登場は!
ボクらのヒーロー、ウッディー!!
ムービングモーファーズのリーダーは君しかいない!
悪の帝王ザーグの銀河的野望をぶちのめせ!

今だ!
変身!!
ムービングモーフ!!」
「わ〜、いったいどんな戦闘マシーンに変形するのかしら!?
わくわく☆」
「幌馬車。」
「ぶふーっ!Σ( ̄。 ̄)))」
「戦え幌馬車!
銀河制覇を目論む悪の帝王ザーグなど、お前の一撃でノックアウトだっ!!」
「げほっ!ごほっ!
くあ〜…、
飲んでた豆乳を鼻から吹いちゃったじゃないのよ!!」
ギリギリ…
「ぐぎゃー!苦しいーー!!
ギブ、ギブ!
ハイってます!
キマってますぅ!!」
げほげほ…。
え゛〜、そんな訳で馬車から幌を外したところです。
ウッディー本体も変形し胸部が展開して馬車側面の柵が出て来たりしてますけど、腕と脚が目立ってしまっているんでどうにも…(^^;ゞ。」
「そしてコチラは変形の8割方を担当する(笑)ギターの馬車への変形です。
このパートそのものは差し替えなしの完全変形。
ウッディーのロゴも入っていますし、このギターのためだけに2000円くらい払ってもいい感じですね(笑)。」
「うわ〜、馬の目、完全にイッちゃってるわ。
それにしても落書きみたいな立体物だネ…(笑)。」
「いえいえ、この余計なディテールを排し極限にシンプルな構造で馬だと認識させる高次元な造型をそのように評してはいけません!
なんともいい味出してるじゃないですか〜。
この良さが判るようになったら、もう大人よ☆」
「ソレって逆じゃない?」
「ところでさ、もう1人の主役のバズは?
あと肝心のザーグは登場しないの?」
「あ、いえ、彼らのトイもちゃんと発売されましたよ。
バズ×2とザーグはもっと大きいサイズのトイで、メガモーファー・モジュールT〜Vとして販売されました。

ただ、メガモーフはなんか得体の知れないモノに変形するシリーズなんで、私の変形トイに関する美意識と波長が合わなかったためここでは御紹介しません。

とりあえずザーグのパッケ写真だけ載せときますね。
ザーグはパッケ左下部にあるイラストの、変な掃除機のようなミサイルブラスティングタンクというモノに変形します。
バズ×2も同様に斬新なマシーンへと変形します。」
「へぇ、悪の帝王の変形トイまで出てるなんて見所のあるシリーズじゃない。
サイズもおっきいし、変形後もいかにも悪そうなSFマシーンだし。」
「でも『なんかよくわからないモノ』に変形するモノっていうのはいまいち好きじゃないんですヨ〜。
それって忍者参謀シックスショットを用意して『これは6段変形のトイだが、アニメのクライマックスで変形して見せたように秘密の7段目の変形があり、しかもトイでは実は100段変形までが可能だ』ってうそぶくようなものですヨ。」
「……?
例えの意味がよくわからないんだけど??」
「そっすね、私も例えが間違ったかなとは思いました。」
「まぁ、今回のムービンモーファーズはかなり面白いトイね。
トイ界のビッグネームなキャラ達が、本来しない変形をかまして違うモノになるっていう感覚が新鮮だったわ。

ではではまた次の特集でお会いしましょう。

バイバーイ(^o^)/~」
「こういう面白いトイがいつの間にか発売されて知らぬ間に絶版になってるから気が抜けませんね〜(^^;ゞ。
これからも色々情報集めなきゃ☆('ー'*)

それではまた。
バイバーイ☆(^-^)/~~~」


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